てんこ盛りなテック衣装が作りたい! と、テックウェア『EMPEROR』を作りました!
アゴが隠れるネックウォーマーがチャームポイントですが、作ってみると難しいところがいくつかありました。
そんな、難しかったところを書いていきます。
1. デザイン原案
デザインは 光沢えふるさん! https://twitter.com/WELF_KOTAKU
ペンギンをモチーフとしていて、衣装名の『EMPEROR』(エンペラー)はコウテイペンギンに由来しています!
このデザインを貰った時点で、すごくいい衣装になると確信しました!
ギリギリデザイン負けしてないで作り切れたと思います!(汗
2. アゴ隠れネックウォーマー の難しいところ
本題のアゴ隠れネックウォーマーです。
大好きなデザインですが、アバター衣装として作る場合いつか苦労があります。
具体的には下記 3点 で、トレードオフ問題になっており、妥協点を探りながら作る必要があります。
A. 貫通を考慮すると首周りを広く作る必要がある
B. を考慮して、首周りを広く作るとネックウォーマーが視界に入ってしまう
C. Head ウェイトで B を回避しようとすると、首を動かしたときに不自然になる
A. 貫通を考慮すると首周りを広く作る必要がある
首周りを隠す場合、うつ向いたときや、首をかしげたときに貫通します。
多少の貫通は許容するとしても、下図『最終的に作ったもの』程度の開き・高さでネックウォーマーを作る必要がありました。
※ネックウォーマーを上に上げれば上げるほど貫通しやすくなります。
B. A を考慮して、首周りを広く作るとネックウォーマーが視界に入ってしまう
貫通しないように首周りを大きくした結果、VRChat で下を見たときにこんなふうに視界にネックウォーマーが入ってきます。
視界に襟が入りこむのは、かなりのストレスになるので避ける必要があります。
※思いっきりアゴを引くと、少し視界に入ることはあります。
C. Head ウェイトで A, B を回避しようとすると、首を動かしたときに不自然になる
極端な話し、ネックウォーマーに Head ウェイトを強く塗れば、 A と B はの問題は回避できます。
ですが、首を動かしたときに形が崩れてしまいます。
さらに、アゴが隠れません! これでは本末転倒なので、ウェイトはゆるくしか塗れません。
3. 最終的にどう作ったか?
- ネックウォーマーの前面は、顔の顎回りに合わせて作る
- うつ向いたときにギリギリ鼻が貫通するように
- ウェイトは薄く(いっそないほうがいいかも)
4. まとめ
アゴ隠れデザインを作る上で、難しかったところを紹介しました。
個人的に、アゴ隠れデザインが大好きなので参考になれば幸いです!
光沢えふるさん、素晴らしいデザインを本当にありがとうございました!
重ね重ねお礼を申し上げます!!
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よかったら衣装も見て言ってください!!